社員数が多くても平気?バーチャルオフィスと仮想オフィスの活用

社員数が多くても平気?バーチャルオフィスと仮想オフィスの活用

 

新型コロナウイルスを経験し、テレワークを導入する企業も増えました。そして、これから起業する際に、費用を掛けずに開業する手段やリアルオフィスを持たずに経営する新たなオフィスの在り方を提示してくれました。今回は、社員数が多くても平気?バーチャルオフィスと仮想オフィスの活用についてお伝えします。

 

リアルオフィスは不要となる?

 

新型コロナウイルスによって、テレワークで働くことへのメリット・デメリットが浮き彫りになり、通勤時間が無くなったことや自主的なワーク環境を生み出すことで、生産性を向上させるなどの良い面もありましたが、コミュニケーションの欠損やモチベーション低下による効率性の低下などの問題点も生まれました。

 

しかし、経営者側からの視点で言うと、テレワークを上手に扱い社員の向上心や生産性を生み出すことが可能となれば、リアルオフィスがなくても支障が生まれない状況でもあるという印象も生まれたとされているのです。

 

リアルオフィスは不要となれば、毎月支払う賃貸オフィスの使用料であったり、光熱費の支払いが経費を圧迫することがなくなるため、利益率も高まることでしょう。

ただし、リアルオフィスが無くなると、社員間のコミュニケーションを円滑に運べなくなるなどの問題点を解消しなければならないのですが、これは、仮想オフィスの活用で解決する可能性もあるのです。

 

バーチャルオフィスと仮想オフィスの活用

 

社員数が10人や30人以上となってくると、リアルオフィスがあった方が良いという考え方もあるかもしれませんが、リアルオフィスが無くても仕事を円滑に進められる方法はあります。

 

それが、バーチャルオフィスと仮想オフィスの活用です。

起業するためには、開業届や法人登記に登録できる住所が必要となるため、バーチャルオフィスの貸し住所を利用することで開業に必要な住所を取得することができます。

 

そして、リアルオフィスがないというハンデは、社内コミュニケーションとマネジメント効率にフォーカスして設計された仮想オフィスを利用することによって、物理的に相手が見えない中でも、リモート環境において緊張感をもって働くことができるため、生産性が落ちることも少なくはなるでしょう。

 

リアルオフィスを排除し、仮想空間を利用することで、不要な支出を減らすだけでなく、人材も世界中の広範囲で採用することができ、子育てなどの事情により退職する優秀な人材を引き止める要因にもなるため、企業と社員の双方にとっても、大きなメリットを生み出してくれる可能性が高いのです。

 

まとめ

 

コロナ禍において、リモートワークを導入した企業の中には、リモートワークのメリットを今後も活かしていきたいと考える企業も多いことでしょう。また、新たなビジネススタイルとして、バーチャルオフィスや仮想オフィスを利用することで、効率的で生産性を生み出すビジネスモデルを活用する企業も増えていくことが予測されています。

企業と社員が快適なビジネスライフを送れるモデルとしても、今後期待されていますので、これから起業する方も、起業の際には検討してみてはいかがでしょうか。