低コスト開業や司会業・講師業などオフィスが不要な業態の方にオススメなオフィスサービスとしてバーチャルオフィスがあります。
事務所を持たず、非常に安価なサービスであるバーチャルオフィスですが、実際にはどのくらいに費用がかかるのでしょうか。
実は、バーチャルオフィスの価格は、サービスの内容によって非常に大きな幅があります。
とにかく安いものもありますが、秘書や受付などの人的サービスが付属するコースは、高コストな傾向にあるようです。
東京都内でのバーチャルオフィスの価格についてまとめてみました。
目次
バーチャルオフィスに相場無し?
実は、バーチャルオフィスにおいて相場は合って無いようなものです。
というのは、提供されるサービスによって、大きく値段が違ってきてしまうのがバーチャルオフィスだからです。
試しに都内のバーチャルオフィスについて検索してみると、月額1000円ほどで契約できるものから月額で10万円以上のものまで、様々なサービスがヒットします。
バーチャルオフィスの中でも低価格のサービスと高級路線のサービスとを分けるポイントの一つは、秘書や受付などの人的サービスが必要かどうかという点です。
サービスの提供元の側から考えると、秘書や受付が必要であれば、その分の人員を雇わなければなりませんし、応対する場所も必要です。場所があれば、掃除や修繕といったなど、応接場所のメンテナンスも必要となりますから、このため、サービスを提供する価格は上がっていきます。
低価格のサービスの中では、郵便物の転送を随時とするか、週1回とするか、あるいはその都度問い合わせてで価格が変わるサービスが多いようです。
郵便物の受け取り自体に100円の料金を設定していた例もあり、安価なサービスを選択する際には、どこまでが料金に含まれているのか、契約前にきちんと確認する必要があります。
バーチャルオフィスのオプションサービス料金
バーチャルオフィスの費用を決定する上で重要な要因の一つがオプションサービスの料金です。
しかし、サービスの提供会社やコースによって、どのようなサービスがセットに含まれ、どのようなサービスがオプションとして別料金になるのかは、実に様々です。
このため、インターネットなどの情報をもとに、安価なサービスはどれか検討しようとしても、検討することが複雑になってしまって、難しいのが実情です。
そこで、バーチャルオフィスを探す場合には、まず、自分に必要なサービスがなんなのか具体的に書き出し、そのメモで見積もりを依頼するという方法をオススメします。
具体的には法人登記の要不要、電話受付の要不要などです。不明な点についてはきちんと質問して回答を求めましょう。以下はゼロワンオフィスに問い合わせがある内容です。
- 郵便物の転送について、希望する時間帯に指定して郵送できるか
- 契約期間に縛りはあるのか
- 初期費用について(保証金などを含むのか)
- 利用料のお支払い方法について
質問についての対応は、信用に値する業者なのかを判断する材料にもなります。
まとめ
提供されるサービス内容によって、その費用が大きく変わってしまうバーチャルオフィスですが、複数の会社から見積もりを取得することで、自分の求めるサービスの価格を比較することができます。
特に東京都内をはじめとする都市部は、サービスを提供している会社も多く、ニーズに合ったサービスをきちんと選ぶ必要があります。一度、会社の住所として定めてしまうと,その変更には手間もお金もかかりますから、契約前にきちんと不安を解消した上で契約することが大切です。
できるだけ多くの見積もりを取って、心配に感じたことはきちんと質問するようにしましょう。