バーチャルオフィス利用も会議室がない!それでも問題とならない理由
バーチャルオフィスを利用した開業を目指した際に、コストを抑えたいと考える方は多いと思います。ですが、会議室やミーティングルームがないと困るという業種もあることでしょう。今回は、バーチャルオフィス利用も会議室がない!それでも問題とならない理由についてお伝えします。
会議室のないバーチャルオフィス
バーチャルオフィスとは、物理的な作業スペースを提供せず、ビジネス用の住所や郵便物の受け取り、電話応対などのサービスを提供するオフィス形態です。そのため、「実体がない」と捉えられることもありますが、実際には企業の業務を支えるためのサポート機能を備えた重要なビジネスツールの一つです。
このバーチャルオフィスを利用する際に、一点注意しなければならないのが、物理的なスペースがないので、会議室などもないケースが大半です。なかには、会議室を別費用で用意しているケースもありますが、費用負担が大きく、低コストのメリットが失われてしまう可能性がありますので、会議室が必要な場合は確認が必要です。
ですが、この会議室という点は、クライアントとの打ち合わせや商談も足を運んで行わなければ話が纏まらないという事でもありません。
会議室が無くても問題とならない理由
バーチャルオフィスでビジネス展開する場合、会議室がないことから、クライアントの事務所や会社であったり、貸し会議室などを借りて商談・打ち合わせをするといったケースはクライアントの要望によって行う必要性はあります。
ですが、その移動時間や費用を考えると、オンライン会議で問題がないというケースも増えています。これは、コロナ禍を経て、企業間での会議がZoomやGoogleMeetなどを使用し、オンラインで対応した方が効率的であるといった事を把握したことによって、オンライン会議で問題ないとする企業も多いのです。
また、オンラインであれば、社外秘の資料などを持ち出して打ち合わせするリスクも減るため、セキュリティ上でも、オンラインを好むクライアントも増えています。
そのため、バーチャルオフィスで起業していることをクライアントに伝えたとしても、仕事をしっかりと行い、コミュニケーションを図れると信頼を得られる状況であれば、起業手段を問題視されることもないのです。
まとめ
バーチャルオフィスには会議室がない場合が多いですが、これは大きな問題にはなりません。クライアントとの打ち合わせは、貸し会議室の利用やクライアントのオフィス訪問で対応可能です。さらに、ZoomやGoogleMeetなどのオンライン会議の普及により、移動コストや時間を削減しながら効率的に商談を進められます。バーチャルオフィスを活用しつつ、信頼関係を築くことで、問題なくビジネスを展開することができます。