クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングを利用する企業も増え、フリーランスと企業の架け橋となってくれます。しかし、なかなか案件が獲得できないフリーランスの方も少なくはありません。そんなときは、バーチャルオフィスを利用することで有利になるケースもあるのです。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、自身のスキルをサイトで売り込み、必要とする企業などが購入し作業してもらうことや、企業が行ってほしい作業を公募し、それに見合ったスキルを持つ方が応募し作業依頼するといったコンテンツになります。
HP作成やブログ記事の執筆にデザインにコンサルティングといった作業を行ってもらうことになり、スキルの高いフリーランスの方に依頼することで、企業に依頼するよりも安く業務を行ってもらえるといったメリットがあります。
しかし、クラウドソーシングに登録しているフリーランスが全員成功しているわけではありません。個人の実力というのは、依頼しなければ見えてきません。その予算が多きれば大きいほどミスができないため、評価のない方や個人で行っている方が敬遠することもあるのです。
そういった、第一段階をクリアするためには、企業としてクラウドソーシングサイトに登録する方法もありなのです。企業が相手だと安心感も生まれやすく、契約に結びつけやすくなるとも考えられるのです。
特に、初めてクラウドソーシングを利用する企業にとっては、安心できるパートナーを探しているため、評価が高いや企業の方が安心するといった意識が生まれるのも当然なのです。
クラウドソーシングとバーチャルオフィスの相性
法人化することは、別に難しい話ではありません。
決められた書類を揃え、法務局で設立登記を行い、新会社を設立することができます。
そういった手続きが面倒に感じる個人事業主は多いかもしれませんが、法人化することで対企業とのやりとりが進めやすくもなるのです。
ただし、法人化するには事務所の住所が必要となり、自宅でも登録できますが、東京都内など少しでも主要都市に本社を構えているといった情報によっても、仕事を依頼する相手の印象も良くなるといった傾向にあります。
そこで起業する際に効率的なのが、バーチャルオフィスを利用することになります。低コストで法人登記用の住所を契約することが可能となり、事務所自体は存在しなくても、企業としての登録が行え法人口座を開設するなど、起業に必要な手続きを行えるためメリットが大きいと言えるのです。
まとめ
クラウドソーシングで仕事を発注するような企業にとっては、バーチャルオフィスを利用していることを伝えたとしても、仕事をしっかりとしてくれれば問題ない!といった意識もあるため、バーチャルオフィスを利用していることを黙り続けている必要性はありません。むしろ、しっかりと伝えておくことで信頼関係も生まれやすくなることでしょう。
しかし、契約以前の段階で魅力のない一緒くたに考えられてしまってはデメリットでしかありません。契約に結び付けるために、料金を低く儲けのない仕事を数多くこなすことにもなりメリットがありませんので、法人化して周りよりも優位に見せることもビジネスでは大切な戦略の一つなのです。