バーチャルオフィス活用!事業所を必要としない家事代行サービス
高齢化が進む現代では、ハウスクリーニングや買い物代行にペットの散歩といった家事代行サービスの利用者が増えている状況です。今回は、バーチャルオフィス活用!事業所を必要としない家事代行サービスについてご紹介します。
家事代行サービスについて
家事代行サービスとは、ご家庭で普段行われる清掃・洗濯・買い物・料理・整理収納など、幅広い家事を行ってくれるビジネスとなります。
近年、高齢化が進みご自身で行うことが難しい問題に対応してくれるサービスとして、利用者が増えています。また、育児・子育て世代のご家庭で少し自由な時間を持ちたいといった際に利用したり、仕事が忙し過ぎて家の掃除などにまで時間が掛けられないといった方が活用することもあり、ビジネスチャンスが増えている業種としても注目されています。
また、差別化としてペットの散歩や、お子さんの送迎、病院の付き添いなど、そのサービスの幅も広がっているため、ビジネス戦略も多岐に渡り、大手には出来ないサービスプランを打ち出すこともできるといった印象も強くなっています。
家事代行サービスを利用する年代
家事代行サービスを利用する年代は幅広く、30代の独身世帯や既婚世帯から70代80代といった方まで利用されることもあり、集客もしやすい状況だと考えられています。
また、地域的な年齢層によっても、サービスの種類は変わってきます。
高齢者世帯が多い地域では、掃除に買い物や病院への付き添いといった、体力を必要とするサービスを利用する方が多い傾向にあり、若年層となると、お子さんの送迎や苦手な料理や掃除に整理収納など得手不得手を補ってもらうサービスを活用することが多いようです。
ビジネス戦略を立てる場合には、自身の活動する近辺の年齢層や男女比率に独身層が多いのかファミリー層が多いのかといった統計を把握して、サービスを打ち出すことも大切となるでしょう。
家事代行サービスの起業の仕方
家事代行サービスで起業する場合、個人事業主として始められる方が多いと思われます。
そうなると、開業届を税務署へ提出しなければなりません。所轄の税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出するだけで開業手続きが完了するので、起業すること自体は非常に簡単です。
そして、ホームページなどを作成し、集客に力を入れ顧客を集めるというのが、家事代行サービスの起業方法となります。
また、現在ではフランチャイズ加盟して商売を始める事も可能ですが、メリット・デメリットがあります。集客に自信が持てない方は、フランチャイズへ加盟するのも一つのビジネスモデルと言えるでしょう。
バーチャルオフィスを活用するべき理由
個人事業主として起業する場合に、ネックとなるのが事業所となる住所です。
自宅の住所を記載して登録することも出来ますが、現代のネット社会において、個人情報をリスク考えなしに公表してしまうのは、デメリットとなり兼ねません。
従って、事業をスタートする場合は、個人情報をなるべく隠せる手段を取るのも重要です。また、この個人情報を晒したくないといった気持ちがあり、事業を諦めてしまう方もいます。
では、そこで何を利用するべきかと言えば、バーチャルオフィスとなります。
バーチャルオフィスは、お住いの地域であったり東京都心のビジネス街や繁華街などの住所を借りて、開業届や法人登記に利用することが可能となります。
自宅住所を隠せるため、プライバシーやセキュリティー面を強化し、ビジネスをスタートできるので、女性経営者などにもおすすめです。
また、バーチャルオフィスでは、さまざまなオプションサービスが備わっており、郵送物転送や電話代行など、ビジネスに欠かせない業務をサポートしてもらえるので、従業員が少ない個人事業主にとってもメリットは大きいです。
バーチャルオフィスで開業後の家事代行サービスの集客
バーチャルオフィスを利用して開業した後に、やることと言えば集客となります。
ネットビジネスでの展開が基本となるのであれば、ホームページを作成して、料金表や対応エリアなど、顧客が気にするサービス内容を明確に伝えることが大切です。
そして、ホームページができたとしても、問い合わせが増えなければ収益にはなりません。
そこで、ブログ発信やSNSのTwitterやInstagramといった媒体で広告を出すのでも良いですし、YouTubeなどの配信サイトで、綺麗な片付け方綺麗になる清掃方法など、家事にまつわる投稿を行い、興味を引く顧客を見い出し、露出を増やすといった方法も集客活動の一環となります。
最初から、問い合わせが来るようなサービスはありませんので、不屈の精神でアピールしていきましょう。
まとめ
家事代行サービスは、近年、既婚者・独身者問わず仕事や育児が忙しくて家事まで手が回らないや、高齢者などを中心にニーズが高まっているビジネスとなります。
年々、業界の収益も上がっている状況ですし、高齢者社会を見据えるとこれからも成長するであろうサービス形態でもあるので、早くから挑戦してチャンスを掴むことも出来ることでしょう。
家事代行サービスを起業する方は、ご自身のプライバシーやセキュリティー面を守るためにも、バーチャルオフィスの貸し住所を利用して開業してみてはいかがでしょうか。