【バーチャルオフィス】個室レンタルオフィスの月額料金は高い

バーチャルオフィスには、リアルオフィスがないことから、レンタルオフィス利用を検討する方もいますが、その費用は使い方によっては高額になってしまいます。今回は、バーチャルオフィスとは違う、個室レンタルオフィスの月額料金は高いについてお伝えします。

個室レンタルオフィスの月額料金

近年、賃貸オフィスの契約をせずにレンタルオフィスやバーチャルオフィスを利用して起業する方は増えています。賃貸オフィスを利用することで掛かる、賃料や光熱費に備品などを揃えることで必要となる費用は安くはありません。

レンタルオフィスを利用してリアルオフィスを持ちながら起業するケースであったり、リアルオフィスすら必要としない場合に安価で起業できるバーチャルオフィスでの開業はコストを抑えることができるため、負担を抱えないで済みます。

ただし、レンタルオフィスに関して言えば、契約内容によっては賃貸のリアルオフィスを借りた方が安くなるケースもありますし、バーチャルオフィスで契約して開業届を提出した方がお得となるケースがあります。また、レンタルオフィスも月額契約ではなく、必要な時にだけレンタルオフィスの会議室などを活用した方が、出費を抑えられることもあるのです。

レンタルオフィスの料金は貸し出す会社によって料金形態に違いはあり、月額は数万円～数十万円と地域や個室などの利用スペースによっても価格に変動があります。そして、光熱費や通信費に管理・共益費などは基本料金に組み込まれるため、コストダウンにつながるとされています。ただし、敷金にあたる保証金の支払い（月額利用料金の1〜2か月分が相場）が求められるケースがあるため、初期費用は必ずしも安いとは言い切れません。

レンタルオフィスよりもバーチャルオフィス？

レンタルオフィスは、リアルオフィスの機能が必ず必要となる企業が利用して、業績が伸びるまで活用するなど、賃貸オフィスを契約するよりもコストダウンに繋がるケースであれば利用価値は高いと言えます。

ただし、レンタルオフィスの中には、法人登記に住所を貸し出してくれないといったケースも存在するため、そういった場合にはバーチャルオフィスを利用して起業することをおすすめします。

また、リアルオフィスを必要としない業種では、無理にレンタルオフィスを利用することになれば費用負担が大きくなり、経営を圧迫する要因にもつながるので、バーチャルオフィスを活用して開業届や法人登記を行った方が良いでしょう。

まとめ

コストダウンに繋がる開業を目指した場合に、レンタルオフィスを利用するケースは増えています。ただし、ビジネスに必要な設備が整っていますが、費用的には必ずしも安くならないケースもありますので、まずは見積りを依頼してみることが大切です。

また、レンタルオフィスの中には、住所貸し出しなどのサービスを取り扱っていないケースもありますので、開業に必要となるサービスが揃っているのか、料金は総額で幾ら必要となるのかなど、しっかりと確認してから契約していきましょう。