SNSを利用するインフルエンサーの準備にはバーチャルオフィス

InstagramやYouTubeにTikTokといったSNSを利用してビジネスチャンスを掴むインフルエンサーは、近年注目されるビジネスパーソンです。個人事業主として活躍する方も多いため、プライバシーやセキュリティー面の強化も大切になります。今回は、SNSを利用するインフルエンサーの準備にはバーチャルオフィスについてお伝えします。

SNSを利用したビジネスについて

近年、パソコンやスマートフォンの保有率が高まったことにより、インターネットを利用したビジネス市場が拡大しています。

そして、このマーケットを席巻している一つの要素にSNSが含まれています。

InstagramやYouTubeにTikTokといったコンテンツを利用して、自身の価値を高めたインフルエンサーは、TVタレントと同様の発信力があります。

インフルエンサーの主な収入源は広告収益となり、自身の発信した媒体での再生数やアフェリエイトによって、その稼げる金額は異なりますが、大物YouTuber等になると億単位の収入を得ているとされています。

広告収益だけでなく、インフルエンサーが紹介する商品やサービスを、ユーザー・視聴者が購入したいと感じる事も多く、紹介した製品が爆発的に売れるヒット商品となる事も珍しくはありません。

もちろん、インフルエンサー側も企業案件を取り扱えるほどの発信力があると、企業から受け取る紹介料の金額も大きくなります。TV放映にCMを打つ様な場合には、数千万や数億の費用が掛かる事や、人気の芸能人やタレントにモデルを起用するとなれば莫大の費用が必要となります。

ですが、数万・数十万人レベルのインフルエンサーに依頼して商品紹介をしてもらった場合には、契約料としては数万・数十万程度にまでコストカットができ、費用対効果が見込める状況なのです。

インフルエンサーはマーケティング戦略が重要？

コロナ禍により、多くの人が生活を制限され収入が減ったというケースは多いことでしょう。そんな中で、収入を増やしたのがYouTuberなどのインフルエンサーです。また、この期間に芸能人やタレントなどTV媒体で活躍していた方の配信が増え、さらに注目度が高まりました。

当然、一般の方や企業チャンネルの登録も増えていますが、登録者数や再生数が伸びずに苦労している方も多いことでしょう。ただし、これは芸能人やタレントも同様に苦戦している方も多い状況なのです。

しかし、その中でも登録者数や視聴回数を伸ばす方もいます。

特定のファンのいる古参の方が伸ばしているだけでなく、新規登録でもTikTokなどの別配信で世界的にヒットを飛ばした方がYouTubeチャンネルを開設し、あっという間に数百万人や数千万人の登録者数が伸びたりしています。

SNSによっても戦略は異なるため、媒体に合った投稿をしていかなければ注目されません。

そして、ニッチな得意分野で勝負していくことも大切だと考えられています。

例えば、ガンプラなどのプラモデル制作であったり、水彩画を描くチャンネル、PCやゲーム機を修理する動画など、必ずしも誰もが必要とする情報ではなく、その分野を知りたいと感じる方が多いチャンネルなど特徴が謙虚に出るコンテンツは、まだまだ成長の余地があるとされているのです。

YouTubeの再生数が減っているといった配信をするインフルエンサーも増えていますが、これは視聴者が分散されている状況であり、利用者が減っている訳ではないと考えられます。

そして、現行のSNS媒体は今後も利用者は伸びる事も予想されているので、収益を上げたいと考えている方も、しっかりとマーケティング戦略して挑戦することも重要です。

個人事業主のインフルエンサーは開業届を！

インフルエンサーとして、注目を集めていくと広告収入を得られるようにもなりますし、企業案件などを手がけていくことも増えていくでしょう。事務所などに所属している方は、給与に含まれてくるため、脱税などの問題には繋がりにくいでしょう。

しかし、事務所などに所属していないインフルエンサーは、収益などを確定申告で提出しなければなりません。これを怠ると税務署からの監査が入り、追加徴収されたり罰せられる可能性もあるので、収益が生まれるのであれば、個人事業主として起業する必要があります。

個人事業主として起業するのは、お住いの税務署に開業届などの書類を提出するだけの簡単な作業ですので、難しいものでもありません。そして、個人事業主として起業することで企業との交渉もやり易くなるため、案件も受けやすくなります。

インフルエンサーはバーチャルオフィス活用をすすめる理由

個人で事業を立ち上げ開業届を提出する際に、自宅の住所を記載して提出してしまう方は多いと思います。しかし、人気商売であるインフルエンサーなどは、身バレなど住所を特定されると、リスクを伴う可能性が非常に高いため、極力個人情報は明かさない様にした方が良いでしょう。特に住所が特定されてしまうと、アンチからの嫌がらせを受けるなど、身の危険を感じる事が増えてしまいます。

ファンからのファンレターやプレゼントを受け取る場合であっても、自宅に直接届くようなリスクも避けたいと考える方も多いはずです。しかし、それらのためだけに賃貸オフィスなどを借りたり動画部屋をわざわざ借りるのも無駄な出費にもなります。

そうした場合には、バーチャルオフィスの貸し住所を利用して開業することをおすすめします。自宅の住所をバラさずに起業でき、郵送物の転送サービスなどを利用することで、リスク回避することができるので、自身を守る手段にもなります。

また、バーチャルオフィス利用のメリットはその価格の安さにあります。

月額都内で賃貸オフィスを利用することになれば、安くても数万円は必要となりますので、かなりな負担だと言えます。バーチャルオフィスは最低でも500円から利用できるサービスですので、大幅なコストカットを実現できるのです。

まとめ

現在インフルエンサーは、自身の人気が高まるほどその価値も跳ね上がり、市場での価値も高騰している状況です。これからも、市場価値は高まることも予測されています。

SNSを媒体に活躍したいという方は、しっかりと自身がアピールし、周りに勝る武器で挑戦していきましょう。