バーチャルオフィスで電話番号は持てる?転送・代行サービスの活用法

バーチャルオフィスで電話番号は持てる?転送・代行サービスの活用法

 

バーチャルオフィスを利用した開業をした場合、自社専用の電話番号は持てるの?といった疑問を持つ方は少なくはありません。今回は、バーチャルオフィスで電話番号は持てる?転送・代行サービスの活用法についてお伝えします。

 

バーチャルオフィスで電話番号は持てる?

 

バーチャルオフィスは、実体のないオフィスの住所を借りることになるため、実体のあるオフィス機能を使うことができません。そのため、固定回線を引いて電話番号を取得するといったことは不可能となります。

 

会社用の電話を持ちたいと考えた場合、いくつかの手段があります。

まずは、企業の電話番号を固定電話ではなく、会社専用のスマートフォンの電話番号を利用するというのが一般的な手段となりますが、これでは回線数が足りず、クライアントからの連絡を逃してしまう機会損失などに繋がる恐れがあるため、回線数は極力増やしたいと考える方は少なくありません。

 

そうなると、クラウドPBXを導入したり、電話番を雇うといった手段を選ぶケースも多くなります。しかし、そうなると費用面での負担は大きくなる恐れがあります。

 

個人で節約した起業を目指しているのであれば、バーチャルオフィスのオプションサービスにも目を向けてみると良いでしょう。

 

バーチャルオフィスの転送・代行サービス

 

バーチャルオフィスの主な利用目的は、自宅の住所などを公表せずに開業するための貸し住所を借りる事がメインとなります。しかし、バーチャルオフィスには、それ以外にもビジネスを手助けしてくれるオプションサービスが幾つかあるのです。

 

例えば、郵送物転送サービスです。

バーチャルオフィスで契約した住所へ、荷物や手紙などの書類が届いた際に、ご自宅などへ転送してくれるサービスとなります。自宅から離れた場所の住所を借りて起業した場合に、郵送物などを送ってもらおうとすれば、自宅住所を教えなければなりません。せっかくカモフラージュのために借りた住所も意味がありません。ですので、バーチャルオフィスの貸し住所に荷物などが届いたら、自宅へ送ってくれるサービスを利用する契約者の方は多いです。

 

そして、機会損失にもつながる電話対応をバーチャルオフィスのオペレーターが対応してくれる電話代行サービスも非常に人気があるサービスです。電話をとったオペレーターが、必要情報を確認してくれるため、電話を何回線も引く必要性もありませんし、留守番電話にメッセージを残してもらう必要性も減るため、顧客満足度も高まるサービスとなっています。

 

このように、バーチャルオフィスを利用した起業は、一般的には人員を募集するなどして対応しなければならないポイントを補ってくれるサービスも付けることができるので、経費削減して起業したいという方には、おすすめのサービスが多いです。

 

まとめ

 

バーチャルオフィスでは、固定回線を引くことはできませんが、電話代行サービスを利用することで、ビジネス用の電話番号を持つことが可能です。電話代行サービスではオペレーターが対応し、顧客とのやり取りをスムーズにするため、機会損失を防ぎ、信頼性を向上させます。また、郵送物転送などのオプションを活用することで、効率的な業務運営が可能になります。低コストで起業したい方にとって、バーチャルオフィスは非常に有用な選択肢となります。