【バーチャルオフィス】資金調達の手法はクラウドファンディング

【バーチャルオフィス】資金調達の手法はクラウドファンディング

 

新たな事業を創める際に、一番ネックとなるのが資金調達であるというケースは非常に多いと思います。今回は、新たな資金調達の手法として注目を集めるクラウドファンディングの仕組みや、バーチャルオフィスの活用法についてお伝えします。

 

従来の資金調達手法について

 

一般的に起業の際にどういった資金調達法があるかといえば、銀行融資や助成金・補助金といった方法が考えられます。

しかし、これらの方法で資金調達するとなれば、銀行が融資をしてくれない可能性がある、自治体などが助成金や補助金を融資してくれない可能性があるのです。

従って、簡単には融資を得られません。

 

その他にも、自己調達方法として、仕事関係者、親族、友人、知人などから融資を募り、起業する方法もありますが、お金を貸してくれない可能性も当然あるので、創業前から資金繰りに苦しむ方は少なくはないのです。

 

もちろん、自身で貯金しそのお金で起業するのが一番安全ですが、数千万規模の事業を起こす予定などであれば、そう簡単に貯金を貯めてから創めるのも簡単ではないのです。

 

そこで現在、注目を集めている資金調達法がクラウドファンディングになります。

 

クラウドファンディングの資金調達法

 

クラウドファンディングは、さまざまな分野にて利用され始めている資金調達法です。

インターネットを利用して一般の方より資金を集める手法となり、必要とする金額を設定することになるのですが、集めたお金で何をするのかをアピールする必要性があります。

 

この事業計画を見て、一般の方が面白そうであったり、応援したいといった場合に、資金を提供してくれることになるので、お金集めの新たなスタイルです。

 

一方で、一般の方などが興味を持たないような内容のモノであったりすると、資金提供を渋ることになるため、必ず資金が集まるものでもありません。

 

また、一般の方がなぜ支援費用を提供するのかにも理由があります。

クラウドファンディングを行う企業は、資金に対して何らかのリターンを提供することになります。集めたお金で行う事業の報告書やお礼状といった気持ちのリターンや実際に製品として作成した商品を返礼するケースなど、資金提供の額に応じてリターンを行うことで、一般の方にもメリットが生まれます。

 

クラウドファンディングを行う方法

 

クラウドファンディングを行う場合に、まずはどのサイト・どのようなプロジェクトを立ち上げるか決めなければなりません。

 

クラウドファンディングといっても、その種類はさまざまです。

寄付型を含む購入型、融資型、不特法型、ファンド型、株式型の5つのタイプがあるので、プロジェクトを達成できそうなタイプのクラウドファンディングサイトを選ぶ必要性があります。

 

誰でも無料でカンタンに資金調達に挑戦できる国内最大級のクラウドファンディングサイトのCAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、ジャンル・規模を問わず誰でも挑戦できるクラウドファンディングであり、920万人以上の支援者・ユーザーが多いことで資金調達を達成させられる可能性が高いサイトとして有名です。

 

日本で初めてのクラウドファンディングサイトとしてサービスを開始した、READYFOR(レディフォー)など、数多くのクラウドファンディングサイトがあるので、どういったタイプで資金調達したいのか考えましょう。

 

ただし、人気が高いサイトを選ぶとプロジェクト数も多いので、資金調達が思い通りに進まない可能性もあるので、簡単や支援者が多いからと言ってお金が集まる訳ではないので注意しましょう。

 

そして、掲載したいサイトを見つけたら、会員登録をおこないプロジェクトを作成していきます。大抵は、画像や文章を入力設定するだけの簡単設定でプロジェクトを公開することができますので、特別なスキルなどは必要ありません。

 

また、サポートを必要とする方も、サイトの専任担当者のサポートを受ける事もできるため、相談しながらプロジェクトページを作成し、公開しましょう。

そうして、公開したらSNSやブログなどの発信ツールを利用して、活動報告などを通じて、プロジェクトを多くの人に認知・応援してもらい目標達成させることが重要です。

 

クラウドファンディングサイトの登録には事業所住所が必要

 

クラウドファンディングサイトへ登録し、プロジェクトを公開するためには、個人事業主や企業として起業しておかなければなりません。

 

起業するには、税務署などへ起業届の提出が必須となりますし、クラウドファンディングサイトへの登録にも事業所住所が必要となるため、自宅住所を登録することや事務所を構える必要性があります。

 

しかし、自宅住所で登録することになれば、プライバシーやセキュリティー面の不安を抱えることにもなりますし、賃貸マンションなどでは起業届を提出できない可能性もあります。そして、新たに貸事務所を借りることになれば、費用面の負担も大きくなります。

 

資金調達し、夢を実現させるためのハードルが跳ね上がることにもなるため、登録するための住所はバーチャルオフィスの貸し住所を利用してみてはいかがでしょうか。

プライバシーやセキュリティー面の強化だけでなく、安く事業登録できる住所を確保することができるため、無駄な出費を増やさず夢を叶える準備ができるので、何を成し遂げたいのか考えて取り組むことも大切です。

 

まとめ

 

事業で成功を収めるためにはアイディアを形に進めることが重要ですが、そのための資金がないことには、夢を実現することも出来ません。

また、資金を集めるには銀行からの融資を受け取るなどの方法もありますが、審査に通らなければ融資を得られません。そこで、現代的な資金調達として注目を集めるクラウドファンディングは、一般の方からの支援を受けて夢を実現することのできる方法ですので、上手に活用してみてはいかがでしょうか。