ハンドメイド販売はショッピングサイトと自社サイトのどっちが得?

ハンドメイド販売はショッピングサイトと自社サイトのどっちが得?

 

インターネットの普及により、ハンドメイド商品を販売しやすくなりました。販売方法も、楽天やメルカリなどのサイトやアプリに登録して販売する方法と、自身で販売サイトを作成する方法があります。今回は、ハンドメイド販売はショッピングサイトと自社サイトのどっちが得?についてお伝えします。

 

ハンドメイド商品の販売方法

 

手作りでアクセサリーやスマホケースなど、自作で作成し販売するハンドメイド商品は、在庫の個数に限りがあることから、その場で欲しいと思ったら即決しなければならない、セレクトショップに行った時の一点物を見つけた様な感覚に近いものです。

 

購入者は、ショッピングサイトなどで何気なくウィンドウショッピングを楽しみつつも、「いいかも!」という商品を探しているため、一度悩んで購入を敬遠していると、次に同じサイトに足を運んだ時にはもう売り切れてしまっていることもあるため、非常に買い手の即断即決が求められる販売形態であるとされています。

 

そのため、人が欲しいと感じる物であったり、こういうのがあったら良いのになを形に出来るクリエイターの方であれば、商品を自身で作成し販売することで収益を上げられます。人気のクリエイターとなれば、年間個人で数百万や数千万と言った規模のお金が動くため、自身のアイディアを形にして商売をする方も増えています。

 

そして販売方法も以前であれば、路面店を構え、商品を売らなければならなかったのですが、現代ではネットショッピングに抵抗のないお客さんも多いことから、大型のショッピングサイトであったり、自社サイトを製作し商品を販売することも可能となっています。

 

ショッピングサイトと自社サイトのどっちが得?

 

ネットショッピングと言えば、Amazonや楽天といったショッピングサイトが有名ですが、Creemaやminneといったサイトは、ハンドメイドアイテムを販売することに特化したショッピングサイトとなります。

 

これらのショッピングサイトで商品を販売する際の大きなメリットは、その集客力になります。見込み顧客もいるため、多くの方に商品を見てもらえる可能性が高いです。一方で、出店した商品の販売額から数パーセントは手数料を引かれるや出店料などが発生するので、商品が売れなければ赤字となってしまう可能性もあるため、商品が売れないと経営していくことは困難となります。

 

また、自社で販売サイトを立ち上げ、商品を販売することになれば、出展料や手数料が引かれることがないため、売上の全てを利益として得ることが可能となります。ただし、カード決済であったり、ネットショップのメンテナンスに開業もしなければなりません。全ての経営・営業を自身で行わなければならならないため、集客できなければ商品も売れないので、ショッピングサイトよりも売上が上がらない可能性もあるのです。

 

一概にどちらの方が得とは言えませんが、ハンドメイドアイテムを販売する手段が増えたことで、個人事業主として商品を販売するルートが簡単に作れるようになったことは、大きなチャンスとなったと言えるでしょう。

 

まとめ

 

ハンドメイド商品は、世界に限られた個数しか販売されていない魅力的な商品とした印象が強いため、ファンが付く事も少なくはありませんし、デザインなどが見初められると大手から声が掛かり、全国的な流通に乗るケースもあります。そうして、大きな収益を得るクリエイターも増えてきています。

それもインターネットの普及によりネットショップの開業も行いやすくなり、実店舗を持つリスクなども軽減されていることが影響していると言えるでしょう。

 

そして、自身で開業する場合に自宅住所などを公に公開したくないという方は、バーチャルオフィスの貸し住所を契約し、プライバシー情報を晒さずに済むような対策を講じて開業することをおすすめします。