バーチャルオフィスの特徴と機能を把握して有効活用する!
多様化するビジネスモデルの中で、インターネットを利用したビジネスが増えています。個人でも起業が簡単にできるからこそ、注意しなければならないポイントもあります。今回は、バーチャルオフィスの特徴と機能を把握して有効活用する!についてお伝えします。
個人事業主の個人情報について
個人で起業することになると、税務署へ開業届の提出が必要となります。
その際に、自身の個人情報となる住所などの記載し、登録する必要性があります。
その書類が受理されることで、個人事業主として事業をスタートすることが可能となります。この手続きを行わないと、確定申告で青色申告を利用出来ないため、税金を多く収めなければならない可能性があったり、補助金・助成金の申請ができないケースも存在します。
そのため、開業届の提出は必須なのですが、自身の個人情報を登録することで、さまざまなトラブルに発展する可能性が考えられますし、自宅を登録先とすれば嫌がらせやストーカー被害などに発展することも予測されます。
そういった危険から身を守るためにバーチャルオフィスの機能を活用することが重要なのです。
バーチャルオフィスの特徴と機能
バーチャルオフィスの特徴は、貸し住所を利用することで、物理的なオフィススペースを借りずにビジネス活動をスタートさせられるサービスとなります。
バーチャルオフィスの貸し住所は、開業届や法人登記に記載する所在地(住所)として活用できるため、個人情報を守る手段となります。また、バーチャルオフィスの利用は、マンションなど賃貸契約を結んでいる方にとっても機能的に働きます。
賃貸契約書の中には、住まう住所の事業利用を認めないケースもあるため、バーチャルオフィスを利用することで、引越し等せずとも起業が行えるようになります。
また、バーチャルオフィスのサービスには、郵便物転送や電話代行といったビジネスに必要な機能を利用することで、さらに充実したビジネス展開が行えます。
費用もリアルオフィスに掛かるような数十万円などの出費の必要がなく、500円~数千円程度でこれらのサービスを受けられるため、費用的負担を軽減できるのです。
まとめ
バーチャルオフィスは近年利用者の増えているサービスとなります。
個人で起業する際に不安視される、個人情報を開示しなければならないシーンで、カモフラージュすることが出来るため、安心して経営を行えるという特徴がメリットとして考えられています。また、オプションサービスなどの機能を有効活用することでビジネス面の強化にも繋がりますので、バーチャルオフィスの利便性を把握して、上手に使いこなしましょう。