バーチャルオフィスの利用はどんな人にオススメ?賢く使う活用方法を紹介

レンタルオフィスやシェアオフィスなど様々なオフィスサービスがありますが、中でも特に安価で便利なオフィスサービスとして、バーチャルオフィスがあります。

主に住所のみをレンタルするというバーチャルオフィスの特性から、サービスと相性のよい方、サービスと相性のよい状況という物が存在します。

今回はそんなバーチャルオフィスのメリット・デメリットを踏まえながら、バーチャルオフィスに適した人とはどのような人か、どのような事業なのかをご紹介いたします。

目次

バーチャルオフィスに適した人1:低コストで開業、まずは小規模での開業を考えている方

バーチャルオフィスの最大の特徴は安価であると言うことですから、低コスト開業を希望する方にはもってこいのサービスです。

自宅を事務所とした低コスト開業であるから、わざわざバーチャルオフィスを借りる必要など無い、とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、自宅を事務所としての開業は、特に持ち家の方には、セキュリティ上からオススメできません。

事業内容によっては事業所の住所を公開する必要がありますが、そのことによって思わぬトラブルに巻き込まれることもあるからです。

トラブルがあった場合、自宅を事務所としていると、なかなか引っ越しが難しいだけでなく、本人だけではなく家族にも害が及ぶといった心配もあります。

小さく始めたい、出費を抑えかつリスクを下げて開業したい、と考えている人はバーチャルオフィスからスタートする人が多いです。

バーチャルオフィスに適した人2:女性の方、家族持ちの方

1の項目でも触れましたが、バーチャルオフィスはセキュリティ対策としても非常に便利なサービスです。

たとえば、インターネットでモノを販売する場合、事業者の氏名、住所をきちんと公開することが法律で義務付けられています。

しかし、自宅の住所をインターネットで公開するということは、不特定多数の人に晒すことになります。

取引上のトラブルが生じた際に、自宅の住所や氏名が相手に知られているというのはなんとなく怖いと感じる方が多いのではないでしょうか。

特に女性や、小さなお子さんのいる家族持ちの方にとっては、その恐怖感は計り知れません。

自衛の手段として、Googleの検索エンジンを避けるため、住所や氏名の部分をテキスト文字ではなく画像として埋め込んだり、検索にヒットしないようクローラーをブロックするタグをホームページに埋め込むなど、様々な対策がありますが、住所が公開情報となってしまうのには変わりはありません。

このような場合、バーチャルオフィスのサービスを利用すれば、専用の住所を利用できるので、リスクを負わずに起業やビジネスが可能となります。

バーチャルオフィスに適した人3:事務所がいらない業態の方

基本的にバーチャルオフィスでは、住所とそれに付随する機能をレンタルするサービスです。

デスクや事務所といった場所、物品のレンタルはありません。

場所が不要な業態の方にとって、これほど便利なサービスはありません。

たとえばセミナー講師や司会業の方などで、普段の仕事は自宅やカフェで行い、実際の講演や司会といった活動は客先で行う、という方が当てはまります。

また、小規模のセミナーなどであれば貸し会議室などのサービスを利用できるのも最大のメリットと言えます。

まとめ

バーチャルオフィスはユーザー側の利用の仕方よっては非常に便利で有用なサービスです。

とくに、低コストでの開業、女性や持ち家の方、事務所自体は不要で住所のみが欲しい方にとっては、一度は検討してみるべきサービスと言えます。