仮想オフィスが支流へ?バーチャルオフィスを利用するメリット

仮想オフィスが支流へ?バーチャルオフィスを利用するメリット

 

コロナ禍の影響でテレワークが増えたことや、仮想オフィスといった一人ひとりがアバターを持ちオンライン空間で仕事を円滑にするといったシステムが構築されています。今回は、仮想オフィスが支流へ?バーチャルオフィスを利用するメリットについてお伝えします。

 

仮想オフィスが支流へ?

 

コロナウイルスによって在宅勤務・テレワークが進みましたが、実際にはデメリットとされる要素も明確になったとされています。

 

例えば、出勤していれば社員の意欲やモチベーションを図ることができますが、在宅では社員のモチベーション維持も難しく生産性が低下したという結果が報告されています。

 

しかし、逆にこの期間の経験が元となり、オンライン上でビジネスを成立させる方法を見出した方も増えています。オンライン教育やオンラインショップにSNSを使ったインフルエンサーなどは、特に業績が伸び、オンラインの優位性も見出してくれたと言えます。

 

これは、オンラインの性質を熟知している方が、ビジネス戦略で実店舗や対面を重要視するのではなく、バーチャルな空間を上手に使い、人に物を売ったり情報を買ってもらうことで、収益を上げるケースがハマったと言えるでしょう。

 

また、教育関係など会社の仕組みとしても期待されているのが、仮想オフィスです。

仮想空間上にバーチャルなオフィスなどを構築してアバターやアイコンを利用して、会話やチャット、ビデオミーティングなどに利用するコミュニケーションツールとなります。

 

バーチャルオフィスを利用している方の中には、リモートで働いているメンバーの働き具合を常時把握するのは困難であり、納期を守れない人も出てくるなどの問題を抱えているケースがあります。しかし、仮想オフィスを利用することで、リモートで働いているメンバーのステータスが常時把握でき、情報共有や業務状況の確認も行えるため、今後、仮想オフィスを利用する企業は増えると言われています。

 

バーチャルオフィスを利用する起業のメリット

 

仮想オフィスは、バーチャルな世界に会社のオフィスを作ることができますが、開業届や法人登記に利用できる住所を持つことはできません。

 

そこで、起業する際にはバーチャルオフィスで住所を持ち、社員は仮想オフィスに出社させ、成果を上げていくというスタイルを持つ起業も今後は増えていくことでしょう。

 

なぜ、仮想オフィスを活用することへの期待が高まっているかと言えば、オフィス勤務するとなれば、通勤時間が無駄であったり、満員電車に乗るストレスといった精神的な苦痛を排除して働くことができるため、社員への負担も軽減されます。

 

また、事業主も仮想空間を利用することで、実態のあるオフィスをレンタルするなどの資金面での負担も軽減されるため、起業を行いやすくなるといったメリットも生まれていきます。

 

まとめ

 

バーチャルオフィスや仮想オフィスなど、仮想空間を利用したビジネスモデルは増えています。起業したくても資金調達が難しい、家賃が高いからリアルオフィスの契約は厳しいなど、問題点となる部分をバーチャルが解消してくれる時代でもありますので、上手に利用してビジネス戦略を展開してみてはいかがでしょうか。