住所借りるバーチャルオフィスのメリットとデメリットとは？

近年、バーチャルオフィスの貸し住所を利用して起業する方は増えています。これは、働き方が多様化され、個人事業主として働く方やベンチャー企業が増えていることによって、需要が伸びているとされています。今回は、住所借りるバーチャルオフィスのメリットとデメリットとは？についてお伝えします。

住所借りるバーチャルオフィスについて

バーチャルオフィスは、物理的なオフィスを借りることなく、住所だけを借りて、仮想オフィスを持つことができるサービスとなっています。

実体がないと思われがちですが、バーチャルオフィスを貸し出している企業が、その住所にオフィススペースなどを持ち、契約者に届く郵送物などを受け取る窓口となっています。

ですので、契約者自体は、リアルオフィスを持っていませんが、その住所には、バーチャルオフィス会社の窓口が存在しており従業員などが働いています。

そして、契約者はその住所を利用して、ビジネスを起業して自身のプライバシー等を守り業務を行うこととなります。

バーチャルオフィス利用のメリットとデメリット

バーチャルオフィスを利用することになると、メリットとデメリットがあります。

メリットは当然のことですが、個人事業主やインフルエンサーなど多種多様な職業で、プライバシーやセキュリティ面を強化したい方にとっては、自身の住む住所（所在地）を公にせず、起業ができる事になります。

また、その住所に書類やプレゼントにファンレターなどの郵送物を自宅へ転送してもらうなどのオプションサービスがあるため、ビジネスに必要な機能をサポートしてもらえます。

そして、リアルオフィスを利用するためには、大きな出費が伴うため、資金がそこまでない起業家にとっては出費を減らす事ができます。

一方でバーチャルオフィスを利用するデメリットも存在します。

リアルオフィスがないため、社員数のいる企業の場合は、対面しての業務やコミュニケーションが図れませんので、進捗状況の相談や定例会議などが簡単には行えません。ただし、ZoomやGoogle Meetなどを利用することで問題解決します。

また、法人口座を作れないや社会保険に入れないといった認識を持っている方もいますが、法人口座を作れる銀行やオンライン銀行は多いです。ただし、稀に開設出来ない銀行もありますので、銀行口座が開設できるかどうか事前に確認しましょう。

社会保険に関しても義務化されている内容ですので、加入できないといことはありません。多少手続きが複雑化されることはありますが、加入することは可能となります。

まとめ

バーチャルオフィスを利用する個人事業主や法人は増えているため、興味を持っていただく方も年々増えています。バーチャルオフィスを利用することで、事業開始時の費用負担が軽減されることやプライバシーにセキュリティ強化にも繋がるため、気になることがございましたらオフィスゼロワンへご相談下さいませ。