司会業や講師業とバーチャルオフィスの相性

バーチャルオフィスと司会・講師業の相性

低コストなサービスとして人気のバーチャルオフィス。

実際のオフィスを持たないという性質上、相性のよい業種・業態、相性の悪い業種・業態が存在します。

例えば実際に作業をする場としてのオフィスが必要なのであれば、オフィス機能を持たないバーチャルオフィスでは、別に作業する場を準備しなければなりません。

すでに事務所を借りているのに、わざわざバーチャルオフィスのサービスに追加加入、というのは二重の手間とコストとなってしまいます。そこで今回は、バーチャルオフィスと相性のよい業種・業態として出張型の司会業、講師業の方がバーチャルオフィスを利用するメリットについてご紹介します。

目次

事務所不要の業態の方にこそバーチャルオフィス

バーチャルオフィスは住所とそれに付随する機能、たとえば電話番号や郵便物の転送などを行ってくれるサービスです。実際に作業する場所、事務所や、作業のための機材、机やパソコンなどのレンタルは行いません。オプションやサービスによっては来客対応や電話の転送サービスなどを行っている場合もあるようです。

たとえば講師や司会業の方の場合、客先での講演・司会がメインの業務内容になります。移動や宿泊を伴う移動も多いため、せっかく事務所があっても、自分の事務所に居られるのは月のうち数日、なんてこともあるのではないでしょうか。このような場合、下手に自分の事務所を構えてしまうと、留守番、電話番の方をおいておかなければなりません。

使用頻度が低い事務所を借りて、その維持のために人を雇わなければならない、となるとコスト的に無駄が多いと言わざるを得ません。一方で、セキュリティ上の問題や社会的屎尿どの問題もありますから自宅の住所をそのまま事務所の住所に、というのはなかなか難しいものです。このような場合に、大きな効果を発揮するのがバーチャルオフィスのサービスです。

 

インターネット社会におけるバーチャルオフィスのメリット

スマホや携帯電話の普及、情報化が進んだことに伴って、ユーザーが行き先を選ぶ際にまずはインターネットで検索して、というのが基本動作になっています。これは飲食店を選ぶ際もそうですし、弁護士などに相談したい場合、病院を探している場合、法事の司会を探している場合なども同様です。

逆に言えば、道にある看板を見て訪問する方や、たまたま家が近くだったので、という理由で行き先を選ぶ方は少なくなっています。もちろん、これら理由で選ばれないというわけではありません。ユーザーはまずインターネットで検索をして、その後で、家から近い場所や通勤上便利な場所を選ぶのです。このような社会情勢を考えると、インターネットに掲載される事務所がどこかということは非常に重要度の高い項目と言えます。

出張講師や司会業の方の場合、遠方であれば事前の打ち合わせは電話やメールで済ませるでしょうし、近郊であれば、客先に出向いての打ち合わせになります。顧客が事務所を訪れることはまずありませんから、事務所の実際の所在地がどこかというのは、顧客にとってはあまり重要なことではありません。

出張講師や司会業の方に独特のこういった特徴は、実際には事務所を持たず、しかし事務所の所在地を都心の一等地と出来るバーチャルオフィスのサービスとは非常に相性がよいと言えます。

 

司会業・講師業の方がバーチャルオフィスを選ぶポイント

バーチャルオフィスは出張の多い司会業や講師業の方と非常に相性のよいサービスですが、司会業・講師業の方がバーチャルオフィスを選ぶ上では、いくつかのポイントがあります。
一つ目は、会社の住所をどこにするか、つまりどの地域でバーチャルオフィスを借りるかということです。先程も述べたとおり、検索性が大切ですから、検索にヒットしやすい地名や住所、アクセス性のよい場所を選ぶことが大切です。

電話転送・郵便物転送のサービスはもちろんですが、来客対応のオプションもある方が望ましいでしょう。

このほか、いざというときのために、貸し会議室があれば心強いですが、ない場合はオフィスの近辺に簡単な打ち合わせの出来る静かな喫茶店を見繕っておくようにしましょう。

東京都板橋区のバーチャルオフィス「オフィスゼロワン」では貸し会議室サービスも充実しています。

1時間500円(別途消費税)で、1時間単位のご利用が可能です。

ぜひご活用ください。

 

まとめ

低コストなオフィスサービスとして非常に便利なバーチャルオフィスですが、司会業や講師業のように、事務所が不要で出張が多いような業種・業態の方とは特に相性がよいと言えます。

一方で、作業場としての事務所が不要であるからこそ、その所在地にはこだわる必要があります。
打ち合わせでは基本的に客先に出向くことになるとは言え、急な来客がないとは限りませんから、受付サービスのあるオフィスがあれば尚可です。

バーチャルオフィスと併せて、貸し会議室や簡単な打ち合わせに対応できる喫茶店の目星を付けておくとよいですね。