必ずしも個人事業主が良い訳でもない!個人事業主の負担について

必ずしも個人事業主が良い訳でもない!個人事業主の負担について

 

バーチャルオフィスを利用して起業する方は近年増加傾向にあります。自由な働き方でもあるため、働いたら働いた分だけ収入は増える一方で、負担も自身が全て抱えることにもなります。今回は、必ずしも個人事業主が良い訳でもない!個人事業主の負担についてお伝えします。

 

個人事業主のメリット

 

個人事業主とサラリーマンでは、さまざまな面で違いがあるのですが、業務内容だけは、そう大差はありません。

 

例えば、プログラマーであれば、企業から依頼されたプログラミングや開発を行い、コンサルタントは、契約先の企業の事業戦略や収益などの相談役になり,指導や助言を行うといった業務内容となるため、個人事業主とサラリーマンでも業務で行うべきことは変わらないのです。

 

しかし、報酬面では違いがあります。

企業に属している方の場合は、100万円の案件を手がけていれば、作業完了後、その収益は企業に支払われ、自身が手にする収入にはなりません。一方で、個人事業主であれば自身の口座に入金され、自身の収益として計上されるため、大きくその収入が変わって来るとも言えるのです。

 

もちろん、材料費や税金などの所化費が掛るため額面上はことなりますが、サラリーマンの稼ぎよりも多くの収入を得られる可能性もあるのです。これが個人事業主のメリットとも言えます。

 

個人事業主の負担について

 

個人事業主にとって、自身の技術や能力によって企業に属して働いていた時よりも大きな収入を得られる可能性があります。そのため、自身の知識や技術を武器に開業するという選択をもって行動することも自身の生活を豊かにするうえでは大切な決断です。

 

ただし、必ずしも自身で起業することがメリットばかりに発展するとは限りません。

例えば、個人事業主は全ての責任を自身で背負う事となるため、いい加減な仕事をしていると、仕事を貰えなくなるだけでなく、裁判に発展する事態になれば大きな損失を背負うことにもなります。

 

サラリーマンであれば、会社が守ってくれる様な事は多々ありますが、個人で起業した場合は、全責任を自分自身で解決しなければなりません。これは、思いのほか負担となるため、このようなデメリットも存在していることを把握しておく必要性があります。

 

 

まとめ

 

個人事業主として起業することになれば、全て自身の判断で業務や会計の責任を追うことにもなるので、責任感がある方でなければ事業を起こしても数年で倒産する恐れもあります。ですので、必ずしも個人で起業することがメリットとなるとは言えません。

会社員として働いていた方が、安定した収入も保証されていますし、成果を出すことでいずれキャリア昇格や昇給などのチャンスも巡ってくることでしょう。

 

個人で起業する際には、しっかりとしたビジネスプランやビジネスモデルに責任感を持ってから手続きを進める事をおすすめします。

また、起業企業の際に初期投資を押さえたいと考えている方は、バーチャルオフィスのサービスも検討してみてください。